西田利の日記

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まだ13歳ですよ

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061014k0000m040156000c.html
いじめ自殺:中2男子が自宅で首つり、遺書残し 福岡
 福岡県筑前町立三輪中学校2年生の男子生徒(13)が、自宅で首つり自殺していたことが、分かった。近くに「いじめで耐えられません」などと書かれた遺書があり、町教育委員会や県警朝倉署が背景について調べを始めた。

 町教委や同署などの調べでは、11日午後、男子生徒が、同町の自宅の物置内で首をつって死んでいるのを、祖父が見つけた。遺書は学校で配布されたプリント紙の裏側やスケッチブックなど計3枚で、1枚は上着のポケットの中に、もう1枚は遺体の足元にあり、スケッチブックは学校の美術室に置いてあった。

 「お父さん、お母さん、こんなだめ息子でごめん」などと走り書きされていた。先日引退表明した競走馬ディープインパクトのファンで、「生まれかわったらディープインパクトの子供で最強になりたい」とも書かれていた。

 複数の関係者によると、生徒は自殺した当日、学校の友人に「おれは今日死ぬ」と自殺をほのめかしていたという。

 生徒は今年9月からバレー部主将を務め、学校を欠席することもなく、明るくあいさつする活発な子で、成績も悪くなかったという。

 三輪中は12日に全校集会を開き、生徒の自殺を報告。12、13日には、全生徒を対象に「何か心当たりはないか」と問いかけるアンケートを実施した。臨床心理士4人を招いて、生徒全員の面談も始めている。13日からの中間試験も延期した。【川上敏文、高橋咲子】

     = ◇ =

 自殺した生徒の父親(40)は13日夜、自宅前で報道陣の質問に答え、「以前も別の生徒がいじめられてけがをしたことがあった。学校は二度と起きないように対応すると約束したのに、またいじめが起こった。息子がなぜこんなことになったのか究明してほしい」と話した。祖父は「弟たちに風呂の準備をしてあげるような優しい子だった。まだ13歳ですよ……」と声を詰まらせた。

 三輪中の合谷智校長と中原敏隆町教育長が13日夜、同校で会見した。合谷校長は「サインが出ていたのかもしれないが、気が付かなかった。教師、生徒、保護者の距離を詰めるよう努力してきたが、できていなかった」と話した。

 中原教育長は「13歳という若い命を失ったことは残念。いじめがあったという認識に立ち、自殺の原因を解明したい」と語った。

 ■生徒の遺書の主な内容■

 「遺言 お金はすべて学校に寄付します。うざい奴等はとりつきます。さよなら」

 「いじめが原因です。いたって本気です。さようなら」

 「seeyouagein? 人生のフィナーレがきました さようなら さようなら さよ〜なら〜」

 「生まれかわったら ディープインパクトの子供で最強になりたいと思います」

 「お母さん お父さん こんなだめ息子でごめん 今までありがとう。いじめられてもういきていけない」

毎日新聞 2006年10月14日 3時00分 (最終更新時間 10月14日 6時19分)』
 忘れずにこのニュースを追跡するために記録しておくので今の段階でこの記事に感想が有るわけではない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061014-00000101-mai-soci
<福岡いじめ自殺>生徒、当日5回も「死にたい」と話す

 福岡県筑前町の町立三輪中2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、同中の合谷(ごうや)智校長らが14日記者会見し、生徒が自殺した11日に授業時間中や昼休みなどに計5回、「死にたい」と話していたことを明らかにした。さらに、下校直前に生徒7人にトイレで「(死にたいのは)うそだろう。下腹部を見せろ」とズボンを下ろされそうになっていたことを認めた。合谷校長は「トイレの事件が自殺の要因の一つになった可能性もある」と話した。学校側はこの事実を13日までに確認していたが、「聞かれなかったから」として公表していなかった。
 合谷校長によると、男子生徒は11日は1、3、5時限の授業中に周囲の生徒に聞こえるように「死にたい」と漏らしていた。発言の内容が分からず私語だとして「集中しなさい」と注意した教諭もいた。また昼休みにも「死にたい」と話していた。
 6時限目の美術の時間には、スケッチブックを忘れてきたため、クラスの生徒から借りた。それに「遺言 お金はすべて学校に寄付します。いじめが原因です」などと書いた。貸した生徒は冗談と思っていたという。遺書は学校のスケッチブックの他にも、プリントの裏などに書かれ、計4通あった。
 6時限目終了後にトイレで7人の男子生徒に囲まれた時も「死にたい」と漏らすと「うそだろう。下腹部を見せろ」と言われ、ズボンを腰のあたりまで下ろされそうになったという。男子生徒はその後家に帰り、自宅の倉庫で首をつって自殺した。合谷校長は「徐々に気持ちが高まっていったのかもしれない」と話し、トイレの事件が自殺の引き金になった可能性に言及した。【川上敏文】
毎日新聞) - 10月14日22時26分更新』
 第二報


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061014-00000019-maip-soci
福岡いじめ自殺 葬儀に500人、めい福祈る

いじめで自殺した男子中学生の葬儀の焼香台で涙ぐむ参列者ら=福岡県筑前町で14日午前11時17分、飯ケ浜誠司写す
 
 いじめを苦に自殺した福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)の葬儀が13日正午から同町内の自宅で営まれた。葬儀には、近所の人たちのほか同中の教職員、生徒ら約500人が参列し、めい福を祈った。
 男子生徒は自殺する直前、学校の友人に「おれは今日死ぬ」などとほのめかし、今月11日午後に遺書を残して自宅倉庫で首をつった。男子生徒は計3枚の遺書を上着のポケットや学校の美術室に残していたが、その中には「いじめが原因です。いたって本気です。さようなら」「お母さん お父さん こんなだめ息子でごめん 今までありがとう」などと書かれていた。
 学校側は12日朝に全校集会を開催。男子生徒の死を伝えるとともに、11日の帰宅直前に学校で会っていた7人の生徒から聞き取りをするとともに全校生徒にアンケート用紙を配布するなどして調査を始めた。その中では男子生徒がクラス内で無視されていたことなどが浮かんできているという。【高橋咲子、倉岡一樹】
毎日新聞) - 10月14日17時12分更新』

10月14日3時00分「生徒は今年9月からバレー部主将を務め、学校を欠席することもなく、明るくあいさつする活発な子で、成績も悪くなかったという。」
10月14日17時12分「男子生徒がクラス内で無視されていたことなどが浮かんできているという。」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061015-00000056-mai-soci
<福岡いじめ自殺>発端は学年主任の「いじめ発言繰り返し」

 福岡県筑前町の町立三輪中2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、合谷(ごうや)智校長、中原敏隆町教育長、学年主任らが15日、男子生徒宅を訪れ、両親と面会した。学校側は、男子生徒の1年時の担任教諭を務めた学年主任(現在)がいじめ発言を繰り返し、それが発端となって他の生徒にまでいじめ行動が広がったことを認めた。
 両親と学校側の面会は報道陣に公開された。両親らは、自殺直後に学校が全生徒から取ったアンケートと、両親が親しかった生徒2人に書いてもらったメモを基に「息子だけが1年の時からいじめられていた」「一部生徒がアンケートで学年主任によるいじめを記述している」と指摘した。
 また、▽1年の時に生徒らをイチゴやジャムに例えてランク付けするなど人格無視の発言を繰り返した▽ケガをしているのに仮病よばわりやうそつき扱いした――ことなどを、同級生2人から伝えられたことを明かし「間違いないか」とただした。学年主任は「(男子生徒が)からかいやすかったから」と、いじめ発言を繰り返していたことを認めた。
 さらに、母親が男子生徒のインターネット利用について教諭に相談した内容を他の生徒たちに明かして、これに絡めてバカにしたあだ名をつけ、いじめを誘発していたことも指摘した。母親によると、男子生徒はこの後「学校に行きたくない」と言うようになったという。
 両親がこうした教諭の言動がいじめ助長につながったのではないかと迫ると、合谷校長は「そう思います」と答えた。
 両親との面会の後、中原教育長は報道陣に対し「校長から今朝、(1年時の担任教諭の)発言内容を聞いた。教師によるいじめがあったと判断している」。学年主任は「一生かけて償います」とうつむきながら謝罪した。【川上敏文】
毎日新聞) - 10月15日22時42分更新』
 こういうオチでしたか。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000031-nnp-l40
2年前女性教諭も暴言 中2自殺の三輪中 女生徒不登校に 「ばか」「頭おかしい」

 2年生の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる福岡県筑前町の三輪中学校(合(ごう)谷(や)智校長)で、2年前に女性教諭が当時2年生の女子生徒だった女性(15)に「頭がおかしい」などと不適切な発言をしていたことが18日、分かった。女性はショックでその後不登校となった。今回の事件では男子生徒の1年時の担任だった男性教諭(47)がいじめを誘発するような発言をしていたことが発覚しており、女性は「教諭が生徒に言葉の暴力を振るう三輪中の体質は何も変わっていない」と憤っている。

 女性によると、2年前の7月、清掃の時間に女性が友人数人と私語を交わしながらほうきで床を掃いていた際、見回りに来た女性教諭が「話をせずに掃除しなさい」と注意。直後に女性の顔を見ながら「あんた、ばかじゃないの」「頭がおかしい」とののしった。

 女性は「なぜ、先生からさげすまされないといけないのか」と衝撃を受けた。納得できず女性教諭の自宅に電話した際、女性教諭は「転校してくる前の学校でも頭が悪かったらしいね」「茶髪に染めていたんでしょ」などと発言。抗議すると「本当のことを言っただけでしょ」と話したという。

 母親に相談し、一週間後に女性教諭と校長室で面談した女性は「何か言うことはありませんか」と謝罪を求めたが、女性教諭は「何もないです」と答えたまま黙り込んだ。母親が抗議すると当時も校長だった合谷校長は「私にそういうこと言われても分からないですね」などと問題視していない態度を取ったという。

 教諭と学校に不信感を抱いた女性はその後、卒業するまで学校を休みがちになった。この女性教諭は現在も同中に在籍している。

 女性は「悔しくて何度も死にたいと思ったが、死にきれなかった。自殺した男子生徒が担任からいじめを受けていたと知り自分の体験を思い出し恐怖を覚えた」と話している。

 同中の佐藤勝彦教頭は「事実かどうかを含め、一切コメントしない」と話した。

=2006/10/18付 西日本新聞夕刊=
西日本新聞) - 10月18日17時8分更新』
 おまけ