西田利の日記

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読売新聞

 チャイムを鳴らして「西田さーん、西田さーん」と言う。どなたかと聞くと「近所の者です」という。近所の何者かと問うと「読売新聞ですが粗品を持ってきました」と言う。パンイチでネットサーフィンをしているのだから「着替えないと出れない」と言うと「待ちます」と言う。ズボンを履いて出てみると「大師駅の向こうの読売新聞です。これまでなかなか会えなかったので・・・仕事は遅くまでですか。いつも何時ごろお帰りですか?」と聞く。「何の調査だ? 答えなきゃならんの?」と言うと「いえいえ」と言う。「ご近所ですのでこの機会によろしく」「そうですか」「ですから一つよろしく」「なにを?」 うしろめたいんだろうか、新聞を買え、とはなかなか言わない。が、遂にはその言葉を言わにゃならない時が来る。「新聞は見ませんよ」「見ないんですか?」「新聞は見ません」 ・・・粗品はどうした?


 良い事が書いてあるから買って読め、と言う新聞の勧誘を見たことが無い。お願いしますどうか私を助けると思って、と言う。