西田利の日記

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ハーフ

 初めての中国スナックに入ると「私は新疆人だよ。」と言うのが執拗な親父ギャグになっている。信じる確率は10%で、賢い中国人はだまされはしない。中洲でスナックを3店持っていて自ら客引きをしているおやじはニヤニヤしながら「絶対(ジェトイ)」違う、と言った。私は次には「マレーシア人だ」と言い出す。最後には「おまえはハーフなのか?」と向こうから聞いてくる。「そうだ、ハーフだ」「お母さんは?」「日本人」「お父さんは?」「日本人」「では何と何のハーフだ?」「おやじとおふくろのハーフ。」賢い奴はここで「それなら私だってそうだ。みんなそうだ。」と叫ぶ。この意味が私が言ったとおりに分かる確立は10%。いや、この言い回しが面白いと感じる確率だな。同じものを面白いと感じる、ってことだ。Mr.ビーンを不愉快に感じる。「おやじとおふくろのハーフ」を滑稽に感じる。