西田利の日記

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ALWAYS三丁目の夕日

 原作をいつものサテンで読んでいるので期待してみたが、芝居があまりにもわざとらしくて見続けることが難しい。アメリカの映画はキャラクターはめちゃめちゃでも演技は自然の場合が多い。映画が映画ではなく舞台芝居を撮影したものだという日本映画の特徴がどうしても受け入れがたい。香港映画でやられたチンピラがカメラの前に寄って「なんでこうなっちゃうの」と裏声で言って頭を左右に振りながら後ろにばったり倒れる。30年前の香港映画と同じ病気が、今の日本映画にある。赤い月も同じ。最初の10分ほどで挫折。日本映画の芝居にはリアリティが無い。映画とはこんなもの、と気楽に撮っているんだろう。「芝居」とは、芝居というものを行うことじゃなくて、カメラの前で自然に振舞うことだろう。でも難しいんだろうな。男はつらいよの芝居の中には、大げさな中にもまだしも自然さがあるように思える。現実的な演技の日本映画を見たい。これじゃせりふじゃなくて演説だよ。


「しかしあの野郎、鼻の下伸ばしやがったな」と言うせりふだけリアリティがあった。