西田利の日記

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今日の大牟田の晩飯


 20:45。盛り場で晩飯を捜索。



 20:57。以前から存在だけは認識していた小さいスナックのひとつ、とまりぎ。看板にお食事と書いてあるということはもしかしてお食事ができるのではないか。東証一部上場以外では看板と実態が違うなんて日常茶飯だけどね。茶飯でも晩飯になるからいいか。


 こんなドアを開けると厚化粧のばあさんが一人で店番をしているんじゃないかと想像してドアを開けるとそこには厚化粧のばあさんが一人と夫婦者らしい60くらいの客が二人。ばんめしはあるかと質問して、有るというので座る。



 21:00。まず大根と芋焼酎のロック。おでんと煮方がちがうったいと言う。どう違うかと聞くと、味も濃ゆかし・・・とにかく違うったい、と言う。たしかにかなりしょっぱい。おでんと同じ味でもいいと思うけどな。



 21:01。この酢味噌が付いた梨のような歯ごたえで甘いもの何だ、と聞くと、当ててごらんと言う。梨に似た味と歯応えだが違うだろう。たまねぎのように層があるが渋みがない。新しい野菜かと言うと、白菜だという。それも今の時期の白菜でないとこうやって食べないという。なるほど寒いから白菜も甘い。



 21:04。きゅうりの漬物。うまかけん食いなさいという。



 21:07。トマトは好きねと言う。当方何でも食う。トマトに塩は特にうまい。トマトがうまいと言っているのでもなく塩がうまいと言っているのでもない。トマトくらい塩でおいしく変化する食い物はないと言いたい。これを知ったのは大学1年か2年の頃、秦野の高校の後輩の家でスイカがないからトマトをと出された時だ。



 21:11。烏賊かな。よくわからぬフライ。



 21:19。主役のそうめん煮。千葉の私のために薄味にしたという。千葉は東北みたいなもんだけどね。湯面に近い味。ニュー麺たいと言い換えていたがニュー麺とは何だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E9%BA%BA
 にゅうめんとは煮麺である。他に、柿、ミックスナッツみたいなのを食う。



 21:30。あれは何かと聞くと綿だという。綿は背の高い草かと思っていたがこれは木の枝のようだ。


 冷蔵庫にゴッホのような絵が張ってある。客の絵描きの作品だという。ハイチで死んだ画家の絵のように何百倍になるからガラスに入れた方がいいと警告した。画用紙の絵でセロテープで冷蔵庫に張ってある。

 23時半まで2時間半食って雑談して1500円だと言う。カラオケUGAneonR2は別に1曲200円で1000円から歌い放題。小ばえが居るのと、調理中にばあさんがもぐもぐつまみ食いしている(問題は口じゃなくて指だ)のを肯定すれば、晩飯が食える。


 24時10分ごろホテルに到着。門限に遅刻だ。