西田利の日記

写真サーバーSSL化成功


 座っておしりを押しても洗浄が始まらない。座ってビデスイッチを押すと玉袋の裏を洗浄する。



 一昨日の夕方からイヤホンが使えなくなった会社の携帯用ヘッドセット。よく見るとイヤホンの配線が切れている。トライアルで買ってから短い命だったな。最近、携帯のヘッドセット、トランシーバーのヘッドセット、ストップウォッチ、1000万円の鍵のストラップ、と首にかけるひもが多くてよく絡まっていた。ほどく時に乱暴にやって壊れたんだろう。会社の携帯は以前使っていたブルートゥースに戻す。これは廃棄。



 早く起きたので早めに出発。





 高い、と思ったら昨日は早く戻りすぎた。高いといっても100円高いだけだ。それでも600と700はずいぶん違うような気がする。



 一方通行の裏通りを回ってライブラリーホテル東二番丁の前を過ぎる。この通りに平行して東北一の歓楽街、国分町通りがある。


 さて、今日はひな祭り。おひな様が車に乗り込んでくる日だ。


 4車線の内側2番目の車線を走り、ホテルを過ぎた交差点の赤信号で待っていると、一番歩道側に停まっていた車が停止線を越えて5mほど前に出た。なにやってるんだと見ていたら、見覚えの無い女が歩道から道路を渡ってきて車の窓を叩いた。見覚えは無いがどこかのチャイパブで会っただろうか?


 挨拶かと思って窓を開けると、後ろの席に乗り込んでくる。どうも見たことも無い女で、すっかり外人だと思ってWhere are you going?などと聞くが返事が無い。なんだおまえ日本人かと聞くと「にほんじんだよ〜」とご機嫌のご様子。忙しいけどどこ行くんだよ、と聞くと、「この車どこに行くの?」と言う。岩沼だよと答えると、「岩沼?」と知らない様子だ。どこに行けばいいのと聞くと、なんとかという地名を言った。ところが車を停めてカーナビで探してもなんとかは兵庫県だと言う。駅名は何だと聞くと「だからそのまんまでしょ」と言う。交番に連れて行ってやるよ、と言うと「いいよ〜」と喜んで、そのあとすぐ寝てしまった。



 交番と言っても国分町の交番しかすぐには思い出せない。1kmほども後戻りだが国分町の狭い一方通行を交番を探して走り回った。


 交番に着くと、知らないよっぱらいが車に乗り込んできて寝たんですと相談する。警官が3人ほど出てきて、女を見て「あ、ライオンビル対応の女だ」と言う。ついさっき、この警官たちがこの女を介抱して、タクシーで帰りなさいよと送り出した直後に私の車に乗り込んだという筋らしい。


 こっちも女を知っているおまわりで助かった。事情を知らなかったら誘拐とかで調べられるところだった。特にどういう調べも無く女を警官に渡して、念のため警官の一人に名刺を渡して仙台アンジェリカとの一期一会は完了。別れ際にタクシー代を払おうとしていたがタクシー代は要らないんだ。元の場所に戻ったんだから。でも知り合いに会えてよかったな。


 あいつがお雛様だったときがついたのは翌日、きのうがひな祭りだったと気が付いたときだ。



 自分の人生に戻り、おじさんたちと仮設便所の岩沼の工事現場に向かう。









 K監督がコンビニで買ったと言うずんだ餅をいただく。この味は本物じゃない、とK監督は言う。