西田利の日記

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高円寺

 なつかしい高円寺に行ってみる。2003年9月から8ヶ月住んだ高円寺。



 西荻窪駅のホームで電車を降りた馬鹿どもにさえぎられているうちに千葉行き各駅停車のドアが閉まってしまった。次の電車は東西線西船橋行き。東西線? 高円寺を通るのか?



 携帯のYahoo!路線で見ると最早は快速東京行きだという。急いで快速のホームに移動する。結果的には快速電車が高円寺に着いた時に東西線の電車も同時に着いていた。現代はこんな精度で移動を考えている。携帯がない時代の時間のロスというのは日本全体でどれほどだったのか? 日曜の待ち合わせで友達と会えないなんて普通だったな。



 久しぶりの高円寺。ネットの情報では駅前の客引きがぼったくりの中国スナックに案内してくれるという。



 懐かしい高円寺北口。あのころ毎日通ったこの道。



 なつかしいガード下のこの感じ。ところがあの頃何回か行ったキャンディが見つからない。閉店したかな?



 ガード下の外側の道を駅のほうに引き返す。マッサージの客引きはいたな。



 もう一度ガード下を歩くと、ありましたキャンディ。


 昔のキャンディは木の実奈々みたいな感じのおばさんと若い女の中国人二人、あと日本人の男でやっていたと思う。いまはママさんも代わって30くらいの小太りの(小は要らないかもしれない)福建人が一人でやっている。



 晩飯はないというが果物をむいてくれた。



 店内はあまり記憶もないが変わっていないんだろう。



 日本式の冷凍水餃子を出してくれる。これがうまいとママさんは言うが、もっと味がしっかりついているべきじゃないか。香港水餃子と袋に書いてある段階で水餃子じゃないし。しょうゆにつければうまい。



 1時間半ほど5千円也。DAM



 なつかすい高円寺を散策する。



 駅の近くの地下街の店は全部変わっているようだ。ここは何とかという安くてうまい定食屋があったな。
http://q.hatena.ne.jp/1098529332
 そば居酒屋いっぷくか。



 豊味苑は私が高円寺にいたころに開店した店だ。しょっぱすぎる料理を出して日本人は濃い味が好きだなどと言っていたが、めでたいことにまだ続いている。



 なつかしい成都。DJとよくこの店に来たもんだ。わけもなく水煮魚を食い話したよ。



 毎日通った純情商店街。



 南口で夜来香という店名を検索していたが存在しないようだ。また蘭という検索時は内容不明だった店も店自体が無くなっている。同じビルのクリスタルはアジアンパブだというが・・・



 男性3000円、女性2000円だという。私が訪ねてきたぼったくりチャイパブとは違うようだ。



 懐かしい南口の裏通り。夜の高円寺を歩くと、ここはお祭り会場かなという浮かれた気分になる。人生がお祭りだった時代に体験したからだろう。



 線路沿いの福来門は無くなっているが当時兄弟だといううわさを聞いた福龍門はまだ同じ場所にある。



 この本屋も記憶にある。なぜかこの本屋にいるときにどこかからの電話を受けた記憶がよみがえった。




 いま使っているズボンプレッサとトースターはここで買ったんだな。



 あのころ何回か行った元請けのTマネージャーの行きつけの日本人スナックはこのビルだったと思う。でも店の名は記憶がない。



 駅前のDONA。ここでDJとスパゲティか何か食ったな。スパゲティとかピザとか、タバスコが使えるものが好きだった。



 高円寺散策を終えてご帰宅。歴史探訪は所詮歴史探訪でしかない。




 西荻窪の暗くさびしい現在の現実の道を歩いてレオパレスに帰る。土曜の明日も仕事だ。



 2軒続けてこの大きな白い花が咲いていた。