帰宅後、着替えて西荻方面に向かう。
途中に立派な蕎麦うどん屋があったが、そば? うどん? 土曜の夜にさびしいなと思い、もうちょっと先に進んでみる。
目の前に現れたのはLunch House。この夜の営業には不都合な普通名詞の店名は敢えてか知らずか。昔、鹿児島大学の周辺のサテンで夜ランチというメニューを食ったことがある。鉄板焼きという定食がホワイトボードに書かれている。
50代くらいの品のいいおじさんが一人でやっている。窓際に座ると道を歩く人がみな店の中を見てゆく。窓際に座らせる客は選ばないといけないな。
半熟目玉焼き、という字を見て胸が高鳴ったがこれは鉄板焼きではなくてその上位機種のスタミナ焼きだ。
ポーク鉄板焼き登場。懐かしい感じで鹿児島大学の前のローゼンの生姜焼き定食を思い出した。もやしと豚肉の簡単な料理だが・・・簡単な料理を牛丼屋じゃなくて喫茶店で時間をかけて食ってるってのが懐かしいんだな。これが750円だったら吉野家はどうですか、と言わない、気にしないで時間と小銭を使っているという贅沢が懐かしいんだろう。