西田利の日記

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東京観光


 今日はY君の東京観光の二回目。6時に来いと指令を受けている。例のKプログラムの設定なんかに時間がかかってタクシーを拾わないと間に合わなくなった。向かいのサンクスにたまたまタクシーが居ないが後ろから走ってきたやつを停めて乗り込む。


 運転手は「見たら歩道で振り返ったのであのおっさん乗るなーと分かったんです」と無礼なことを言う。ここまでタクシーに腹を立てたのは20世紀の終わりに香川県高松市で「ここでいいの?」と言われた時と、先日千葉で返事をしないタクシーを含めて3回目だ。ところがこのタクシーは、区役所前のグリーンベルトの雑草を見て、「千葉市も金がないんだろうけどこの草どうにかすればいいのにね」などと言う。失礼のつもりはなくてこういう人なんだろう。「ヤギでも放せばいいんじゃないですか」と応じて二人で笑う。



 ここでいいですとちょっと勘違いして早くタクシーを降りてしまい、そのおかげかちょうど1000円だった。



 計画通りY君と千葉中央の吉野家で朝食。ところがこれ、味がおかしくないか? ちっとも汁が豊富じゃないし、なんか肉が乾き始めてるような感じが・・・こんな味だったかな? 宮城なんかで食ってももっとうまかった気がする。早朝なのでいいかげんになってるのかな? おばさんがひとりできりきりまいしてやっていた。家の前の松屋はもうちょっと肉がぼそぼそと柔らかいし、汁っぽいように思う。違うかな。


 6時から観光と言うと特に朝の手順が難しい。まず8時から開いてる東京スカイツリー、浅草観光はしないで浅草から船でお台場へ、高円寺の成都で昼食、新宿見学、浅草観光、という手順で行く。東京タワー、原宿、渋谷、銀座、上野は見ずじまいだが、まあいいかな。若い女だったら原宿は行くだろう。



 錦糸町で乗り換え。



 早速、東京スカイツリーで時間を余らせてしまう。というのは錦糸町から歩こうかとも思ったんだが、熱中症になったらたいへんだからしょうがない。




 死にかけのセミを見る。セミの死に方を目撃したのは千葉に来てからだった。涼しくしても栄養をつけさせても死ぬんだろうか?




















 東京スカイツリーを見たらもう東京タワー見なくてもいいなと言う気になってくる。


 商店が開くのは10時からで、待てないので浅草に向かう。



 一駅で浅草へ。



 浅草から船でお台場に行く。この時間調整でなんとか店が開き始める。



 実はここでまた9時半まで船を待たないといけないんだ。以前、宮城県の研修生を案内したときに研究不足で船に乗れなかった(単に時刻を知らずに乗り場に行った)ので今回は時間の余裕を見すぎるほどみている。



 超暑いなかで居場所にも困る時間つぶし。



 コーラを持って近所の公園にしゃがんで待つ。




 片足の鳩。



 時計を見て慌てて乗り場に行く。乗り遅れたら・・・こんな陳腐な言い回しは遺憾だが、目も当てられないってやつだ。



 船が来る。卑弥呼とは別の会社ですが写真を撮るならうちの船のほうがいいです、と切符売り場で言われた。









 なかなか快適だな。デッキにも自由に上がれる。卑弥呼はよく知らないが密閉されてるんじゃないか。





 デッキに上がってみる。




 船の速度の風が吹いて気持ちがいいな。













 背後の東京スカイツリー



 前方の卑弥呼。じゃなくて今ネットで見ると卑弥呼の会社のホタルナかな。

















 フランスから贈られた像でございます、という説明だけ記憶に残っている。









 初めて見た築地。築地と言うものを初めて見たと思う。






 ここは泳げるの?とY君は言う。この周りに日本人の10%が住んでいる。これが大便の色じゃなくて何だと思う?と聞き返す。



 茶色いしぶきを浴びてドイツ人家族も中国人も日本人もご機嫌だ。



 東京タワー。






 レインボーブリッジ。





 お台場が見えてくる。どこが楽しいのか理解に苦しむお台場だったが今日は目的がある。





 本物の自由の女神



 大人気の不二テレビ。



 道路を歩いて東京トリックアート迷宮館を探すという誤りを犯しながらたいへん遠回りをして東京トリックアート迷宮館に到着。



 御親切に遊び方、というか写真の撮り方を説明してくれた。ここの写真が大勢の中国人のQQ空間に載っていて中国の施設なのかどこなのか分からなかった。昨夜ネットでお台場の観光地を調べて気が付いたんだ。





 これはY君のカメラの位置が良くないだろう。私が撮ったY君の写真はもうちょっとうまく撮れている。









 どこに連れて行っても結局がちゃがちゃが一番好きだということが分かってしまうY君。20歳だからな。私もコップのフチ子さんを買う。





 あとはフジテレビくらいしか見る物はないだろう。テレビを10年以上見ていない人と日本語がわからない人がフジテレビを見物する。











 お台場駅からユリカモメに乗る。



 途中の景色が悪いゆりかもめ。橋が終わるとようやくおんもが見えるようになる。




 ポピュラリティ上の疑問はあるが高円寺の成都で食事。なんかすっかり変わっている。



 これは開店時に中国から運んだものだ、と誰かが言っていた。


 中もすっかり変わって、中国に居るような感じは無くなって普通の日本の喫茶店か食堂のようになっている。水煮牛肉も無いし。




 500円台の定食を取ると豚とか杏仁豆腐とか焼きそばとかの数種類の料理のバイキングが付く。安く腹いっぱい、という点は昔のコンセプトと同じだ。でも中国の客をざわざわ連れてくるような店じゃなくなってる。




 Y君がここを異常に気に入っていた、というのは連日の高級日本料理攻めに辟易してたからじゃないかな。千葉の百円餃子と同レベルだろう。



 食後、純情商店街を見学する。浅草ばりに日本らしい土産が買える街だと思っていたが水曜が休みの店が多く、空振りだった。




 新宿へ。私も初めての都庁に行ってみる。歩きが長いな。このくそ暑いのに。



 展望所は荷物検査だけで上がれるという。なにしろタダだ。東京タワー要らなくなったな。








 歌舞伎町でホストさんに会いたいとY君がいうので昼の歌舞伎町見学。






 もうへとへとなのでコーヒーとアイスをいただく。Y君のおごり。





 新宿駅に戻る。


 携帯で路線を見た通り新宿から神田乗り換えで銀座線で浅草に行こうとしたら銀座線の改札の前で1時間動きませんと言われ、京浜東北線秋葉原に出て浅草橋で乗り換えて浅草に出た。



 朝、近所まで来ていた浅草。








 ちょっとしたお土産を買って浅草観光を終わる。ご帰宅。


 19時から21時まで車の修理の部品を待たないといけないんだけど、とY君に相談すると、じゃぁ晩飯は別々でということになった。



 久しぶりでTシャツに塩を吹いたな。急激な運動で汗腺が塩分を回収できなかった悪い兆候だがなんとなくうれしい。



 牛乳。



 黒猫で先日楽天で注文したラジエターファンが届く。