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ブリタニカ国際大百科事典『山本権兵衛』
『1878(明治11)年5月帰朝した権兵衛は、12月津沢鹿助三女登喜と結婚した。登喜は越後の貧しい漁民の娘で、品川の遊郭に遊女として売られてきたのを足抜けさせて結婚したのである。』
桜花文芸 60号 桜花文芸会
山本権兵衛首相夫人 越後女 津沢トキ小伝 神田竹雄著
P.111『津沢トキの生涯については、数年来、地元出身の桜井正示氏と中浦村松町下戸倉在住酒井文一氏の談話をもとにしながら、文献資料にも当たり、ノンフィクションとして書き進めてきた』
・・・下女奉公から遊女に売られた経緯、結婚後の実家と山本家の往来、実家の現在のようすなど書かれており、品川遊女の件は事実ですよ。
千早正隆 海軍経営者山本権兵衛(プレジデント社)
p.14『新婚の夫人を乗艦に案内し、艦内の見学を終わってタラップを降りてボートに乗るとき、権兵衛が夫人の履物を持って先に降り、降りてくる夫人の前に揃えた』
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