西田利の日記

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NHK

 昨日の神田とやらが置いていった「NHK放送受信料についてのご案内」というチラシに書いてある視聴者コールセンター(0570-077077)に昼休みに電話。「レオパレスでテレビの配線をはずして押入れに入れてある。入居時からそのままで動かしていない。にもかかわらず昨日NHKだと言う男が来て受信契約する義務があると言われた。」と言うと、電話に出た女はしばらく誰かに聞きに行った後「レオパレスにはテレビがあるから契約する義務がある」と言う。私が「法律ではテレビの有無ではなくテレビが受信可能な状態に設置されているかどうかを基準にしている」としつこくごねると、では詳しい者に代わると言う。


 詳しい者とやらが出てきて「あなたが放送を見るかどうかは関係が無い。屋内にテレビを所有していることによって契約の義務が生じる」などという。私が「規則をよく読め。問題は設置してあるかどうかだ」と言うと、「部屋にテレビが有ることがつまり設置されていると言うことだ」と言う。「電気屋が配線されていないテレビを押入れに入れて『テレビを設置しました』と言ったらおまえは納得するか?」と私。非常に長時間押し問答の末、私の場合はテレビが受信可能な状態に設置されているとは言えず、契約の義務が無いということになった。


 こんなアタリマエの結論を得るために、20秒10円の電話代を長時間払わなければならない。ここで私が強調したいのはこういうことだ。おとなしい性質だったり、知識が充分でなかったりすると、本当は契約する必要が無いNHK受信料を契約させられることになる。「ごね得」という言葉は当てはまらない。「ごねない奴は食い物にされる」という言い方が正しい。気の弱い奴を騙して金を盗もうとするのはNHKだけではない。


 NHKの電話番と合意しても私の足しにはならない。日曜の夕方にうちの玄関の前で私が金を踏み倒そうとしていると騒いだ男が納得しなければまた同じことの繰り返しだ、と言うと、地元のNHKがうちに来ることになった。


 21時、043-221-4917から電話。電話の相手はまたまた「レオパレスに住んでいればテレビが有るのだから契約の義務がある」という。私が「規則をよく読め。問題は設置してあるかどうかだ」、「電気屋が配線されていないテレビを押入れに入れて『テレビを設置しました』と言ったらおまえは納得するか?」と私。押し問答も昼と同じ。今回は電話代を相手持ちだったが、非常に長時間押し問答の末、私の場合はテレビが受信可能な状態に設置されているとは言えず、契約の義務が無いということになった。「私は払うべき金を踏み倒そうとしているのではない。納得できなければぜひ告発してほしい」と念を押すと「いえ、あなた様の場合はテレビが設置されているとは言えず、契約の必要はありません」と言う。


 おとなしい性質だったり、知識がなかったりすると、この男の当初の主張に従ってしまい、本当は契約する必要が無いNHK受信料を契約させられることになる。「ごね得」という言葉は当てはまらない。「ごねない奴は食い物にされる」という言い方が正しい。気の弱い奴を騙して金を盗もうとするのはNHKだけではない。


 こんな世の中にしてはいけなかったんだ。文明とは弱者のために有る。


 さらに変なことがあった。当地のNHKの契約の営業に「神田」なる人物は居ないし、それが私の読み間違いだったとしても、昨日の夕方に姉崎783付近をまわった営業は居ないとのこと。「では詐欺のたぐいか? それなら私はNHKとではなく警察と話をする必要が有る」と言うと「そうだ、警察と話すのが良い」と言う。私の人生経験から言うとこんな話は信じられない。でも、有り得ないとも言えないだろう。