http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080905-00000042-jij-pol
『中国の国防費、20年連続2ケタ増＝軍事力の近代化に警戒感−防衛白書
9月5日10時31分配信 時事通信
林芳正防衛相は5日午前の閣議で、2008年版防衛白書を報告し、了承された。中国公表の同年度の国防予算は前年度比17．7％増の約4099億元（約6兆5000億円）で、20年連続2ケタの伸び率を示したが、白書は「中国の公表額は、軍事目的の支出額の一部にすぎない」と指摘。さらに、中国が射程の長い弾道ミサイルを開発し、サイバー戦の専門部隊も編成していることを挙げ、「軍事力の近代化」に警戒感を示した。』
2桁の経済成長を続ける国の軍事費が2桁増えた。これは当然だと現実を認める必要がある。隣国の軍事費は今後も増え続ける、日本の経済は(したがって防衛費も)これから大きく増加する見込みは無い。
一方で日本の領土内に軍事基地を持ちその維持費のかつあげを続けるアメリカ。アメリカの軍事力の脅威を日本人が唱えないのはなぜか？ 日本人が原則ではなく単に慣れに随って生きているという証拠がここにある。
スペインポルトガルが大洋を支配した時代。イギリスの時代。米ソの時代。時代は変わる。日本人に必要なのは子孫の安全と富であって、いかなる物もこれに優先しない。新しい世界を平明な目で受け入れる必要がある。日本は新しい生き方を見つける必要がある。
