西田利の日記

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妄言

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/090629/bbl0906290624000-n2.htm
【from Editor】WBCのせいにしないで
2009.6.29 06:24

このニュースのトピックス:from Editor
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から3カ月以上が過ぎた。野球好きとしては、いまだに選手たちの感動的なプレーが脳裏に焼きついて離れない。

 だが、ちょっと寂しいと思うニュースがあった。今月25日、日本プロ野球選手会が日本プロ野球組織(NPB)に、WBCに出場した選手に対する年俸保障を求めたのである。出場による疲労や故障で国内シーズンに影響を及ぼしたことから、次年度年俸を「安心して出場するために、最低でも現状維持」(選手会・松原徹事務局長)とするものだ。

 出場した選手によっては松坂大輔選手(レッドソックス)らのように、シーズンに入っても調子が上がらなかったり、故障したりするケースはある。だが、WBCでは球数制限や登板間隔の徹底など自国のシーズンを意識した決定事項がいくつかあったはず。契約社会ならではの大リーグ側の「絶対に無理はさせないでくれ」との意向は、まさにその象徴だった。

 大会に合わせる調整のむずかしさなど、さまざまなマイナス要因があったことを差し引いても、一流選手としてすでに高いお金をもらっているという強い自覚の中でとらえてほしいものだ。

 もっと厳しいことを言えば、栄誉ある日本代表に選ばれたからにはその立場をしっかりと認識し、終了後は国内のシーズンに向けて調整しなくてはならない。それは最初からわかっていることだ。シーズンの不調を決してWBCのせいにしてほしくない。

 WBCはその圧倒的な注目度の中、その後の人生に大きな“副産物”をもたらしてくれる。活躍次第で商品価値は一気に上がる。前回大会でMVPに輝き、大型契約でメジャーの夢をつかんだ松坂選手はその代表例だろう。

 日の丸の重さ、国を背負うプレッシャー…。過酷な言葉だけが独り歩きするのが国代表同士の戦いだ。その立ち位置を理解したうえで、われわれもまた「日本人の一人」として熱い視線を送った。

 だが、選手が大会後の各種雑誌などで答えている記事を見る限り意識はバラバラ。結局は「すべては日本のため」と思ってプレーした選手はどれだけいただろうか。でも、それはそれでいい。

 要は自分のため。結果的に最高のかたちを導いてくれればよかったし、その通りになった。メディアの露出など、WBCが選手たちに計り知れないほどの効果をもたらしたはずだ。甘いことを言ってほしくない。(編集長 工藤均)』


 WBC選手はだらしないと言う。俺を見ろ立派にやってる、と言うんだろう。