西田利の日記

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鶴見、千葉

 鶴見駅東口に行ってみる。2008年4月19日ぶり。


 今日の目標のMIN。ワンタンメンバーだというMIN。鶴見駅東口という情報しかなく歩き回ったが東口を出て線路に沿って北にちょっと歩いたいかにもありそうな場所にあった。

 20時4分。ところが営業中と書いてあって20時過ぎてもシャッターは閉まっている。火曜だから? 旧正月だから?


 次に1度行ったことがある夜来香に行ってみる。上がってみると店内の配置は同じだが雰囲気が違う。日本人のかわいい女が出てきていらっしゃいませと言う。業態が変わったのかと聞くと去年変わりましたと言う。ショットバーじゃなくてカクテルバーじゃなくてなにバーと言ったかな。ママさんは同じだという。また来ますよと店を出た。


 鶴見から千葉へ帰ろうと鶴見駅に立つ。快速が止まらないから武蔵小杉で乗り換える。武蔵小杉の乗り換えは遠いんだ。横浜まで戻ってキセルしよう。とその時考えたのは勘違いで、鹿島田から乗って武蔵小杉で横須賀線に乗り換えるのは遠いが鶴見からの乗り換えは同じホームだろう。いずれにせよ横浜からのほうが座れるだろう。

 横浜で横須賀線に乗ると意外と混んでいてぎりぎりで座れた。斜め向かいのおばさんが傘が隣のおじさんの足に当たるように持っていて苦情を言われる。向かいのおじさんはペットボトルを出して飲み始める。斜め向かいの三十くらいの男が鼻くそをほじっている。右の若い男は通路に斜めに傘を置いていて、その向いの男も同じことをしているのでみんな傘をまたいで歩いてゆく。今日はこんな日だったらしい。

 ところが東京で若い三人組が乗ってきた。バンドでもやっていそうな服だが話を聞いていると浪人生で今日受験が終わったらしい。千葉から先が長いんだと言っていた。野球がやりてえとか、散髪の話とか、友だちの噂話とか、他愛もない話を座って立ち聞きしたがたいへん気晴らしになった。不思議なもんだな。


 千葉に帰り着いて香港クラブに上がってみると客が十姉妹のようにびっしりすわっている。いつ来たら座れるんだと叫んで店を出た。