西田利の日記

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エコドライブについて

http://okwave.jp/qa/q5309191.html
エンジンの裸の特性としては意外なことにアクセルを最大に踏んでしかも大きな負荷がかかり回転が少し下がったあたりが最良の燃費となります。トルク曲線の最大付近です。これはまぁ余談として。


 現実の自動車では、最近のカタログには定地走行時の燃費がありませんが時速60kmあたりが最良で車種によって違います。
http://www.geocities.jp/toyota_corolla1200/catalog/cata-SV10.html
この車種の場合、時速60kmで止まらずに走ることが燃費が最良となります。


 裸のエンジンの特性ではアクセルを一杯に踏むことが最良燃費なのですが、速度が上がることによって空気の粘性が指数関数的に効いて来て抵抗となりますのでので燃費は急速に悪化します。二つの条件の均衡する点が時速60km付近というわけです。流線型のスポーツカーでは最良燃費となる速度は高く、バスやバンなど箱型自動車では低くなります。


 高速道路では止まらずに走行できますが、時速100kmで高速道路で止まらずに走るよりも一般道を時速40kmで走る方が燃費が良かった、ということが起きる理由は上記にあります。


 先ほど述べたように、高速道路を時速60kmで走れば最も燃費が良いことになります。最低速度の点からも一応ぎりぎりで合法的ですが・・・追突される危険があるのでお奨めできませんよね。


 燃費を最も悪化させるのは、ブレーキを踏むことです。1トンの鉄の塊を時速40kmまで加速するために消費されたエネルギをすべて熱に変えて捨ててしまいます。ハイブリッド車ではこのエネルギを回収するところが素晴らしいです。


 で、以上まとめますと、ハイブリッドでない普通の車で燃費のよい運転のためには、


 加速・減速の回数を極力少なく。ブレーキを踏むことは敗北である。
 上の条件を第一優先として、その範囲で時速60kmに近い一定速度で走行。


投稿日時 - 2009-09-22 10:45:37』