西田利の日記

チャイパブの記事は、右のカテゴリー「チャイパブの灯だ」、「xx年xx月xx日の日記」、その日の先頭行のリンクからジャンプだよ

おふくろについて

 おふくろが市立病院にいる間に1回だけ福岡に用事があったが、土日に宮崎から姉に来てもらっておふくろの世話をしてもらって、その間に出張するということをやっていた。


 治療は放射線だけで、手術も抗癌剤も高齢なのでできないと言われた。膝に放射線をあてて、腰にあてて、胸にあて始めると白血球が異常に減ってしまったのでそこで治療が終了になった。ところが、医者は、治療が終わったら退院しろと言うんだ。私は最後まで(治るまで、とは私にも言えなかった)市立病院の世話になるつもりだったので、かなり驚いたんだ。自宅でおふくろを看病する自信は全くなかったので、転院先を探し始めたんだ。おふくろとも相談しながらね。こういうことで家族の中で相談できるのは、おふくろだけなんだ。おやじは元は医師だったが、もうすっかりぼけて事務の役には立たないし、兄弟もあてにできない。判断が必要なことについては、おふくろは私をあてにするし、私はおふくろをあてにするしかなかった。


 この入院中に、おふくろの指示で、私は墓を探したりもしたんだ。わたしのおやじの分家には墓がまだ無かったので、おふくろが以前見た市役所のチラシの記憶から、私がちょっと走り回って公共の墓地を調べたんだが、これは安いけれどめったに空きがない。いまは募集していないと市役所で言われたので、「じゃぁ急がなくていいや」というのが母の結論だった。ただ、継続して探すようには指示された。


 とにかく、肝腎の転院先だが、母の癌を見つけた近所の整形外科にも入院を頼みに行って断られたんだが、そこでホスピスを紹介してもらった。これが奇跡的に好都合な場所で、南九州に1件だか2件だかのホスピスが、うちから5分の場所にあったんだな。私はそこに相談に行って、その結果を持っておふくろにも報告して、市立病院の医者にも相談して、よかろうということになったんだ。

今日の晩飯

  1. シーチキン、キュウリ+塩
  2. きんちゃく餅エノキもやしタマネギ人参メークイーンさといも
  3. 大根もやしみそ汁
  4. 飯+かつお

 キュウリを生でたべるうまい方法は、いまのところシーチキンと一緒に食うことだと思っている。煮物にきんちゃく餅を入れてみた。とりあえずうまい。