西田利の日記

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思えば遠くへ来たもんだ

頑是ない歌 中原中也


思えば遠く来たもんだ 十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた 汽笛の湯気は今いずこ


雲の間に月はいて それな汽笛を耳にすると
竦然として身をすくめ 月はその時空にいた


それから何年経ったことか 汽笛の湯気を茫然と
眼で追いかなしくなっていた あの頃の俺はいまいずこ


今では女房子供持ち 思えば遠く来たもんだ
此の先まだまだ何時までか 生きてゆくのであろうけど


生きてゆくのであろうけど 遠く経て来た日や夜の
あんまりこんなにこいしゅうては なんだか自信が持てないよ


さりとて生きてゆく限り 結局我ン張る僕の性質
と思えばなんだか我ながら いたわしいよなものですよ


考えてみればそれはまあ 結局我ン張るのだとして
昔恋しい時もあり そして どうにかやってはゆくのでしょう


考えてみれば簡単だ 畢竟意志の問題だ
なんとかやるより仕方もない やりさえすればよいのだと


思うけれどもそれもそれ 十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた 汽笛の湯気や今いずこ』

今日の昼飯

  • 十七雑穀ミックス
  • めかぶ
  • ニザキコンビーフ
  • 黒豆と椎茸昆布
  • 薩摩芋甘煮
  • インスタント味噌汁

 狂牛病の問題で大騒ぎをしてすべての牛肉に生前の牛の名前まで付けて販売しようという時代にもなお出処不明の牛肉を平然と使っていたのがコンビーフと肉うどんだった。

今日の晩飯

 どんべ兵衛を見ると今でも山城新伍の元気な姿が思い浮かぶ。年月の流れって実感できないな。


 今、山城新吾をwikipediaで調べておやじが卒業した大学を山城新吾が落ちていることを知ってちょっとうれしい。

被災地へ政府からメッセージ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110730-OYT1T00675.htm
被災地首長、泥かぶらない…民主・安住氏が批判
 民主党安住淳国会対策委員長は30日のテレビ東京の番組で、東日本大震災の復旧・復興で被災地自治体の首長から国政への不満が出ていることについて、「国からお金をもらって自分は言いたいことを言って、出来なかったら国のせいにする。自分たちは立派なことを言うが泥はかぶらない」と強く批判した。

 泥をかぶるという言葉の意味はよく分からず。県知事も県民と一緒に津波の中で泳げという意味かな?