西田利の日記

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サダム・フセイン

http://news.qq.com/a/20061230/002238.htm

2006年12月30日、イラクバグダッドイラク国営テレビ局は、イラク前大統領サダムの首に(袋の上から?)縄をかけて、まさに処刑するところを掲載した。この日イラクテレビ局はイラク前大統領のサダムフセインがすでに縛り首に処されたことを実証した。
 形式上は「イラク中部ドゥジャイルのイスラムシーア派住民148人を殺害した」罪で処刑されたんだそうだ。とにもかくにもこんなことをやりながらサダムはイラクを統治していたわけなんだが、ジョージ・ブッシュイラクに与えた新しい状況がそれに比べてどのようにすばらしいのか、私にはぜんぜん理解できません。「大量破壊兵器を隠し持っていなかった」罪で殺されたんじゃないの?
 人道に対する罪で死刑・・・。私の頭が悪いのか、世の中は分からないことだらけだな。死刑執行人はイラクで日本人を殺した人と同じファッションだね。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%B3
イラン・イラク戦争で(中略) アメリカは当時のアメリカ特使ラムズフェルド(前国防長官)をイラクに派遣、全面的な支援を約束した。武器提供・石油パイプラインの建設などでイラン・イラク戦争の開戦を促した。イラクアメリカの会談の際、話が化学兵器に及ぶと当時のシュルツ国務長官は「我々は特に問題視していない」と答えた。そのため、イランと結びつく危険のある国内の反体勢力である少数民族クルド人に対して化学兵器が使用されたとされる。また英国メディアによるとこの時期、イラクに向けて化学兵器生物兵器の原料がアメリカ、イギリスから輸出された。
 アメリカにとって使い道が無くなった毒の末路。