西田利の日記

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午前


 チェックアウト。ふとんは丁寧にベッドの上に盛り上げる小笠原流礼式。



 待ち合わせは9時。東横インの前に出て待つ。





 出発。



 現場の仮(借り)事務所でちゃちゃっと荷物を積んで早々に引き上げる。



 実は蔵王に寄って帰ろうと言うKさんの恩情だ。私は新幹線で東京へ。Kさんは残りの仕事のためにレンタカーで自宅がある仙台へ向かう。









 黒姫ゲレンデ。









 降りてきた。













 山形駅に向かう。



 山形駅



 みどりの窓口で明日の最終の切符を書き換えて、足取りも軽くちょうど出発間際の新幹線に向かう。ところがここでとんでもないことをしでかしていた。



 明るい山形の空。足取りが軽い。ここでまだとんでもないことに気づかずにいた。


 予約席に座って、まもなく発車というアナウンスを聞いたとき、知らない番号から携帯が鳴った。こちらは忘れ物コーナーでございますと言う。スーツケースをお忘れではございませんかという。なんだスーツケースが無いじゃないか。スーツケースを忘れるとは。



 予約した新幹線はあきらめて、忘れ物コーナーに向かう。改札で事情を話すと、今日の自由席なら同じ切符で乗れます。切符を書き換えるには手数料が30%かかります、と言われる。



 忘れ物コーナーに出頭する。スーツケースに電話番号が書いてあったので電話してみました、と言う。何にでも名前と電話番号を書く習慣に助けられる。新幹線を逃したことを気の毒がられる。今日は特に時間に余裕がある。しかしスーツケースを忘れるかね。感心する。そのうち自分を忘れるだろう。おやじも晩年はそうだった。