http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091006/crm0910062106021-n1.htm
『「迷い猫処分かわいそう」 逃がした兵庫県警職員を訓戒処分に
2009.10.6 21:05
このニュースのトピックス：不祥事
交番に届けられた「迷い猫」が殺処分されるのはかわいそうだと、逃すよう指示した兵庫県警の警察署勤務の男性職員が、届けを受け付けた際に作成した書類の廃棄も指示していたとして、所属長訓戒の処分を受けたことが６日、県警への取材で分かった。
県警は「親切心から出た行動だが、公文書の廃棄は問題」と処分に踏み切った。県警によると４月８日、９歳の男児が路上で猫を見つけ交番に届けた。飼い主が分からないと動物愛護センターに送られ殺処分になるため、職員は「飼い主の元に戻る習性がある」として、猫を見つけられた路上に戻すよう交番に指示。「戻るだろう」と考えて書類の廃棄も指示したという。
翌日、猫の遺失届を出した飼い主が、逃したことを聞いて苦情を訴え、警察署は情報提供を呼び掛けるポスターも作ったが、猫は見つからなかった。』
猫は逃げ出したい場所から逃げ出すことができ、しかも殺される場所に送られずに済んだ。警察職員の犠牲によって猫自身が願ったとおりになったわけで動物愛護の観点から喜ばしい。警察職員の元に長靴を履いて現われるだろう。
