西田利の日記

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私の手料理の全てに塩をたくさんかける彼

http://questionbox.jp.msn.com/qa5370948.html
料理を食うことは料理を作ることより簡単ですが、料理を上手に食うことは料理を上手に作ることほと簡単ではありません。料理を美味く作ることは本を見てその通りに作れば誰でも出来ますが、無償の料理人を喜ばせ励ます食い方ができるためには味覚の才能と料理の知識だけでなく人の感情をあやつる能力が必要だからです。情熱がある料理人が才能ある食い手を求めることは当然です。心の狭い広いではない。あなたが主体的にこの苦痛から逃れる方法はあなたが料理を愛さなくなることです。愛には優先順位があるのですから、女と塩のどちらが大事か、料理と男のどちらが大事か、話し合えばいいじゃないですか。もう耐えられない、ということが結論であっても私は理解できます。


投稿日時 - 2009-10-16 09:34:19』


海を隔てた二つの国が中間の岩礁を俺のものだと主張しあう。双方が自分に好都合な証拠を探すと確かにそれぞれ相反する証拠が出てきます。永遠の水掛け論、戦って相手を倒すか絶縁するか以外に解決なし。1対1の関係というものは基本的にそういうものだと思います。双方ともが当事者であって、レフリーとしての”世間”を持たないからです。合理的な解決方法は第三者を入れることではありますまいか?

 というわけで、機会を作って友人を交えて食事をしてみてはどうですか。人間、世間の批評にさらされなければ正気を保つことは難しいものです。わざわざ批評や助言を求めなくても、他人を交えて行動することで、何が普通か、という合意が自然とできるんじゃないですか。何が普通か、ではなく、つまり、あなたに好都合な影響が、ということですが。どうでしょう。友達も塩をぶっかけて食べるようだったら・・・これが宇宙だといさぎよく受け入れることですね。


投稿日時 - 2009-10-16 21:17:10』