2008年に白河に居た頃よく通った郡山。7年ぶりか。
http://d.hatena.ne.jp/toshi_nishida/20080224#p3
夏祭りらしく家族連れや若者のグループが出ている。
まずジャスミン方面の2店でも点検するかとアーケードに入ると、じゃりん子チエの渉の嫁に似たジャスミンの客引きからひさしぶりと声をかけられる。こちらは覚えているようないないようなだ。店はなにも変わってないよという。
これと同じ感覚が以前北京でおきた。2000年に左安門の宿舎に居た頃、我々は仕事がひけると毎日宿舎の下で集団でなまけているタクシーの一台に乗って東三環路の日本語スナックモミジに出かけた。2003年に別の仕事で北京に行った時、以前住んだ場所がどうなっているか見に行ってみると、同じ運転手が同じようになまけていて、ヨオと手をあげた。それが1週間会わなかったみたいな感じなんだ。今回は7年ぶりだ。
店に入るとみんながちらちらとこちらを見て久しぶりと言う。7年前にK君と来たときのFもいた。いっしょに晩飯を食った某は帰国したという。店の中は何も変わっていない。カラオケはUGA。延長してドリンク数杯で9900円也。マスターはやめたと言う。
あとで他の店で話題が出た時も、この店は人の移動がないと言っていた。
郡山のルーツのひとつ、我愛你。ママさんとほか一人が私を知っていると言うだけで、他はみな知らない顔だ。私を知っていると言う一人も私が家在東北を歌うと言ったのだからUGAがある他の店で私を見たんだろう。もともとママさんと疎遠だったので今ではみんなと疎遠になった。他の子はみな独立して、以前数軒だった郡山の中国スナックが今は16軒あるとジャスミンのFが言っていた。独立の踏み台が我愛你だ。
ビルの中はちっとも変わっていない。客は満席。微妙な疎外感があって1時間足らずで退出。7千円だったかな。
北に歩いて以前チャイナドレスがあったあたりに優優を見つけた。郡山では中国だチャイナだと書いてあるから探す必要が無い。ドアを開けると客がいっぱいで、またきますよと外に出た。営業に積極的なママさんだったが私に会ったことが無いようだ。
すぐ近所の夜上海だったかな。ここも満席で座れなかったと思う。
白河時代の後半に開店して何回か来たことがある麗花。以前、ママさんから中国土産のレーザーポインタをもらって川崎の現場事務所で盗まれた想い出がある。客が誰も居ないのは若者向けの要素が無いからか。年輩の客にはママさんは話し相手になるだろう。40代だと思ったがQQ空間を見ると51と書いてある。ママさんとちょっと地味な女のふたりの店。東北人都是活雷峰と我比従前更寂寞を歌ったからJOYSOUNDの上位機種だろう。以前はこの機種に興奮したものだ。いまは千葉では花蓮とエルメスにある。とにかく麗花はドリ込み6千円也。
上の我愛你の右に写っている夜来香に行ってみる。入った時は客がひとり、やがてその人が帰ってその後どうなったんだったかな。ママさんは以前は日本人の店に居たという。1時間くらいだと思うがドリがかさんで8千円也。
駅の裏のホテルにたどりつく。
チャイナドレスは閉店、你好はママさんが結婚して閉店と聞いた。美花はまだやっていると言うが行かなかった。最初にジャスミンに座って、郡山はいいなーとしみじみ思った。その後、少しづつ現実を知らされた感じで感謝している。郡山がすべてジャスミンでできていたら転居する必要があるだろう。
