- 人参馬鈴薯薩摩芋玉葱蒟蒻榎茸ベーコンの煮物
- ベーコンハム
- インスタントあさり味噌汁
- 納豆
長い間、おやじのカメラを見るのがいやだった。それでも見なくちゃならない。カメラを見て、おやじがおとなしく布団に寝ているとほっとする。起きて座っていると、錯乱しているだろうか、すぐに布団にはいるだろうか、と心配する。もしカメラに写っていないときは、トイレだろうか、家の中を歩き回っているだろうか、錯乱してどこかで掃除でも始めているだろうか、または自分の家に帰ろうとして外に出てしまったか、とても心配する。
今夜からその必要が無くなった。今、おやじカメラを見ると、部屋は真っ暗で、カメラのすぐ下の時計の秒針の音を拾っている。とても安心だ。この安心は任務を放棄した悪い安心だという気がしている。または、おやじの世話以外の、おやじの子としての義務を果たすべきだろうか?
夜、福島市にドライブ。