西田利の日記

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チベット

 ダライ・ラマ14世がいい人だということは認める。あるいはチベットが気の毒だという話を認めても良いような気さえする。しかし、この問題を軽々に云々している人は、歴世ダライラマがどのように選ばれるかを知った上で言ってるんだろうか? チベット人が住むチベットという地域の範囲を知っていて言っているんだろうか? ダライラマ14世がどのように選ばれたどこの出身の人だと? 統治者をこんな方法で選出するこんな版図の国が出来たらいいなと、本気でそう思って言ってるんだろうか? 住民の半分を占める漢族はどうなるのか? 我々は何を知っているのか? 無知であること自体は問題が無い。自分が知っていると勘違いしたとしたら・・・あぶないあぶない。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E
先代のダライ・ラマが没した後、僧たちによって、次のダライ・ラマが生まれる地方やいくつかの特徴が予言される。その場所に行き子供を探し、誕生時の特徴や幼少時のくせなどを元に、その予言に合致する子供を候補者として選ぶ。その上でその候補者が本当の化身かどうかを前世の記憶が試すことによって調査する。例えば、先代ゆかりの品物とそうでない品物を同時に見せて、ダライ・ラマの持ち物に愛着を示しそれを手に取った時、またその持ち物で先代が行っていた事と同様のくせを行ったりしたとき、その子供はダライ・ラマの生まれ変わりと認定される。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%B3
独立チベット、もしくは「中国の主権下の"自治チベット"」の領域として主張されている国土は、基本的に、チベット人が伝統的にチベットの国土だとみなしていた領域の全域に相当し、「ウー・ツァン」、「カム」、「アムド」の「三州」から構成されている。

中国による行政区画と対照すると、「ウー・ツァン」はチャムド地区を除く西蔵自治区のほぼ全域、アムド地方は玉樹地方を除く青海省のほぼ全域および四川省のガパ州)、カム地方は四川省のカンゼ州、西蔵自治区のチャムド地区、雲南省のデチェン州、青海省の玉樹地方などに相当する。』


 まるで自然発生したチベット動乱をその翌年からCIAが支援したかのように言われている。