西田利の日記

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 歳を取ると、あまり夢を見なくなる。今朝、久しぶりにストーリーがある夢を見た。鹿児島の清滝川くらいの川で、近くにおまわりが居て、4年前に死んだおふくろが出てきた。周りの様子は、高校に通った路の市営駐車場から電車通りを渡ったあたりの感じだったな。私は現場の近くに、友達の家か、学校の部室のような立ち寄り先があるような気がしていた。雨が降った後らしく、水がたいへん増えている。おふくろが小さな川の対岸に立ったかと思うと、川に飛び込んだ。自殺なんだよ。おまわりはもう声が届かないあたりまで去ってしまっている。
 おふくろは浮き沈みしながら水に流されて行く。私は追いかけながら携帯で119番にかけようとするんだが、何度も押し間違えてしまう。おふくろに追いついたら私も水に飛び込むつもりだったと思う。しかし、川に蓋が(あの清滝川の上の市営駐車場のように)ある場所まで流されてしまい、私はお袋を助ける機会を逸したと感じている。
 実はおふくろは4年前に死んでいるという事は夢の中でも意識していて、なにやら夢の中の夢想のような、真剣みのない悪夢だった。


 何かの前兆だろう。私の近しい人間関係に変化が起きる兆しだろう。