西田利の日記

写真サーバーSSL化成功

転送

 11月17日に郵便局に転送の届けを出した。26日から転送するように届けたが、配達人が間違えて今来ている郵便を転送したらしい。


 先日申し込んだ楽天証券の口座開設。メールは来たのになかなか郵便が来ないなと確認すると、転送不可郵便として楽天証券に戻っていると言う。この郵便を受け取らないとログインできない。


 楽天証券から郵便の問い合わせ番号を聞きだし、今度は鹿児島東郵便局へ電話。「郵便局が転送時期を間違えたと思うんですが」と言うと、あとで担当者から連絡させると言う。しばらくして来た電話では、当方の間違いでした申し訳ありません、という。「で、私はどうすればいいでしょうね?」「はい、もう一度郵送してもらえれば間違いなく配達しますので。」「でも私は楽天証券に切手代を2度払えと言う立場に無いので。」「はぁそうですね。ではこちらから証券会社さんに連絡してみます。」と。


 なにしろ26日からは転送が始まって転送不可郵便は受けとれなくなるのだし、その後は住民票と居住地が違うので口座は開けない。(だから私は今のタイミングを使うんだ。) 楽天証券は郵便を今日は出せない23日に普通郵便で出すと(もう一度切手代を出そうというだけでも私から見るとふとっぱらだが)言ってゆずらないし。郵便局の担当者は板ばさみになってしまって、品川郵便局と連絡を取って楽天証券から普通郵便で出された私宛の郵便物を品川郵便局で抜き取り、速達に変えて当方に配達すると言う、18時半までかかってここまで準備してくれた。


 「申し訳ありません」と言われて「そんなことじゃ困るよ、気をつけたまえ」などと言っていたらこちらの欲しいものは手に入らない。「で、どうしますか?」と、間違った状態を正常に戻すように相手に考えてもらわなければ。


 ところが、郵便物の転送については私はもうひとつ言うことがある。たとえば、一軒の家の住人の、一郎と花子と山田商店宛の郵便は転送する。次郎宛の郵便は転送しない、などという複雑な設定も、現在の転送ではできることになっている。ところが実際やってみると転送間違えが非常に多い。間違えるのが当然だと思うんだ。ボイスワープの場合は、電話番号という情報を最初から最後までコンピュータが扱っている。転送という処理に整合するんだ。ところが郵便のあて先は本来、最初から最後まで紙に書いた文字だ。その途中にデジタルの転送情報を入れる。一枚のはがきを配達するためにも転送情報があるかどうかを確認しなきゃならない。しかも、転送の必要があるはがきは数千枚に一枚じゃないのか? こんな事をやっていて間違えないほうが難しい。今の転送のシステムについては、郵便局は出来ない約束をしていると、私は思うんだ。


 もちろん、私に約束した以上はそのとおりにやってもらうけど。うまく機能する限りにおいてはとても便利だから。


 郵便物のあて先を完全にデジタル情報化する時じゃないのかね? 一軒一軒に郵便番号をつけるか、いっそ一人一人に郵便番号をつけてその人の現在の住所をおいかけて配達するか。