西田利の日記

写真サーバーSSL化成功

 砂浜の海の30mほど沖にまた陸があって、4階建てほどの大学か大企業の工場みたいな大きな建物がある。私は狭い海を隔てた陸側の別の建物の高い場所からそれを眺めている。ひょっと向かいの建物の窓の中を見下ろすと、4〜5人の中の一人が他の者を刺してまわっているのが見えた。あっと思って、私は刺される側のグループに属していて、刺されている中に私の身近な女が一人いる。男が我々を刺す事情も知っているような気がしている。

 ここで一度目が覚めたと思うが、次の場面は私はホテルでシャワーを浴びているかベッドに居るかで、あの男はここまでは追ってこないだろうと思っている。私がただひとり残った標的というわけだ。いや、ここにも来るかも知れないぞと思った時、部屋の仕切りのガラス(今調べるとモールガラスと言うらしい)に人影が動いた。奴が来た、と緊張していると、拍子抜けするような普通の小柄なおじさんが入ってきた。彼が例の男だということは間違いないので、夢の中で配役を間違えたんだろう。ここでまた目が覚めたと思う。

 次のシーンは鹿児島みたいな感じの大通り沿いの広い歩道で、私はたぶん小さなリュックサックを背負って(腕を下にうつ伏せに寝ていたからだろう)いる。小さな犬が私に駆け寄ってきて、また駆け去っていった。その後で屋内のパソコンで例の男のことを調べると、私が背負っていたリュックとあの男の繋がりを示す情報が出てきたような気がしている。まだ危険が近づいている、という気がしているときに5時の目覚ましが鳴ったと思う。

 歳をとって夢を覚えていることもめったに無いし、悪夢なんか見た記憶が無い。しかし今日はシャワーを浴びながらまだ気味が悪かった。昨日ふとんにダニ用殺虫剤を多量にまいたせいかもしれないな。おふくろは最後の頃にはモルヒネの悪夢に悩んでいた。