西田利の日記

写真サーバーSSL化成功

可能性

 コンビニに昼飯を買いに行くと目の見えない若い客が来ていて、店員が付き添って弁当の内容を説明したり世話をしていた。私の買い物が終わって店を出ると、路上でさっきの店員と客が雑談をしている。「いや、iPhoneは使いたくないんだよ」「そうですね」 これは会話の断片で、何を話していたのか私は実は知らない。しかし、なるほど、画面を見て操作しなければならないiPhoneは見えない人には逆に不便だろう。テンキーも指の感覚で押せない。私も電話に老眼鏡が要るようになった。でもさ、スマートフォンの意味は、GUIってこともあるけれど、それ以前にいろんなプログラムが動かせるってことだろう。私のSH-13Cでナビゲーションを立ち上げて「本千葉駅」と叫ぶと、今立っている場所から本千葉駅まで音声で案内してくれる。プログラムを整備しさえすれば、目の見えない人に最も便利に使える電話になる可能性があるのはiPhoneを含むスマートフォンだろう。そうなる日が来れば良いね。スマートフォンのカメラに写った文字を音声で読み上げてくれるだけでも、弁当を買うのが少し便利になるんじゃないかい。