西田利の日記

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名古屋


 名古屋を点検する。お偉いgoogle地図様によるとホテルの角からまっすぐで錦の繁華街だ。





 豪華な繁華街で人も多いが静かだし、なにやら店の様子も台湾に来たような気分になる。



 一人で簡単に晩飯を食おうとするとまたラーメンになってしまった。一竜。



 一竜ラーメンと餃子6個で680円+380円を注文する。



 店のおじさんが、セットがありますよ餃子は4個だけど、と920円のセットを勧めてくれる。飯が付くでしょう、メシは要らないんだ、と答えると、メシ無しでもできますと言うのでセットにする。




 ラーメン登場。細い麺の長浜ラーメンだ。



 餃子が出る。



 あれ、メシ付きと同じ値段か。


 割り切れない気もするが、考えてみたらおやじは間違ってはいない。セットじゃないラーメンと餃子なら1060円だ。餃子が2個減って120円安くなっている。まことに微妙だが。私はおそらく内心で、金額ではなくて、メシ抜きなんで50円引いておきました、というような可愛げを求めたんだろう。



 ラーメン屋の向かいのビル。可有?



 楽楽? 中国の店かどうかは分からない。

 ここで間違い電話が来た。相手の若い男の携帯に私の携帯番号が西田と登録されているという。千葉に住んでいるという。工事で知り合った相手かと思ったが、歯科かなにか医療器具の関係の仕事だという。相手が登録する時番号を間違えたとは思えない。西田、は合ってるんだからな。当方も興味がある。なにか分かったらまた連絡くださいと電話を切る。



 すっかり地図上の位置はわからなくなる。紙の地図を作ってきたが、やっぱり住所を調べてきてgoogle地図で歩いたほうがいいな。いろいろ文句を言ってきたが。



 ふと見上げると虹花泉。ここに入ってみる。


 クラブと書いてあるから会員制だ。ところが店の若い男は、かまいませんと言う。ボトルがある人は2時間1万円です、ボトルが無い人は飲み放題2時間1万2千円です、と若い男が入念に説明する。ママさんを呼びますという。なんて手順が正しい店だ。


 ママさんが来て話をする。30代の後半に入ったような重慶出身だという。なんか飲むんだろう、一番安いの飲んでいいよと言う。先日、祇園で3万いくらか使ったんで今日は名古屋に来たんだという話をする。あたしもシャンパンを飲みたけどジュースで我慢してるのよなどと言っている。その後、歌ができるという桂林の女の子が付いて、さらに一人が居たり居なかったりして歌ったり語ったり、それなりに楽しむ。ドリも安いのが数量がかさんで1万8千円。DAMで歌は無料だという。



 ホテルに戻る。逆向きにしばらく歩いてようやくgoogle地図が反応し始めて、正しい向きに歩いて帰る。



 ホテルの自動販売機でカフェオレを買う。